エンジニアと未経験者を直接つなぐために。個人以外に法人も使いやすいサービスを展開

エンジニアと未経験者を直接つなぐために。個人以外に法人も使いやすいサービスを展開

MENTA株式会社 代表取締役社長 入江 慎吾

カテゴリ: 、従業員数: 1〜9

2022.01.31

入江 慎吾(いりえ・しんご)

MENTA株式会社 代表取締役
 

2000 年から10年間WEB制作会社でデザイン、コーディング、システム開発を学び、その後独立。スマートフォンアプリ開発に取り組み始める。2011 年にイリテク株式会社として法人化し、サービスづくりに専念。2018 年にはオンラインメンターサービスMENTAをスタート。毎月順調に成長を遂げ、ユーザー数2万人、流通額は2,500万円を突破。2020年にはランサーズグループに加入している。これまでにオンラインメンターサービスMENTA、クラウド請求見積CLOUD PAPERなど20個以上のプロダクト開発を行う。「自分のサービスで生きていく」をコンセプトに個人開発オンラインサロン「入江開発室」を運営し、YouTubeチャンネルも開設。チャンネル登録数は3,000人突破。

 

 

 

システムエンジニアの需要は高く、その知識を学びたい、転職に役立てたいと考えている方はたくさんいます。一方でプログラミングは非常に難しく、独学では学び方がわからない、スクールにかけるお金や時間がないという方も。そんな方たちとエンジニアをつなぐマッチングサービスがMENTAです。リーズナブルかつスピーディーにプログラミングを学べるサービスとして人気を集めているMENTAを運営する、MENTA株式会社代表取締役の入江様にお話をお伺いしました。


 

エンジニアとして働き、エンジニアと未経験者を直接つなぐために起業
 

 

 

--本日はよろしくお願いします。早速ですが、入江さんが起業されたきっかけをお聞かせください。
 

福岡にて2000年から10年間WEB制作会社に勤務し、デザイン、コーディング、システム開発を学びました。その後独立し、WEBだけでなく、スマートフォンアプリ開発もスタートし、個人でサービスやアプリ開発も行っていました。

 

2018年には受託をストップし、現在のオンラインメンターサービスMENTAをスタートしました。毎月順調に成長し、ノウハウを共有できると思い、2020年により大きな事業にすべくランサーズグループにジョインしました。現在は約10人の社員とともにMENTAのサービスを引き続き成長させるために日々邁進中です。


 

--現在MENTAを立ち上げる前に法人を立ち上げていたとお伺いしましたが、昔から起業への思いはありましたか?
 

はい、ありました。専門学校を出てWEB制作会社に就職した段階で、将来的に社長になりたいという話はしていました。具体的なきっかけやエピソードがあるわけではなく、最初は単純に社長になりたい、自分の好きに働けそうというイメージでした。


 

--現在MENTA事業を中心に事業展開されていると思いますが、改めてご説明をお願い致します。


オンラインでメンターを見つけるサービス、「MENTA」を運営しております。未経験からエンジニアを目指す方が、プラットフォームの中から自分にぴったりのメンターを見つけることができます。エンジニア希望の方とメンターとがマッチングすると指導を受けられるというサービスです。
 

私自身がエンジニアとして働く中で、0からプログラミングを学ぶのが難しく、先輩から丁寧に教えてもらったという経験がありました。周囲を見ているとなかなか先輩に教えてもらえる環境にない人も多く、スクールに通うお金や時間がない、独学での学び方がわからないという声もありました。
 

反対に現役のエンジニアはたくさんいて、そのような方とプログラミングについて学びたいと考えている方を結び付けられればと思い始めたのがこのMENTAです。現在登録者が4万人を超え、エンジニアを中心にコロナ禍でも登録者が伸びています。

 

--貴社の独自性や強みについてお伺いできますでしょうか。
 

CtoCなので、直接のマッチングによりかなりリーズナブルに契約できる点が他社との比較点になっています。1万円から契約できるため、非常にリーズナブルだと思います。マンツーマンで繋がるので、決められたプランがあるわけではなく、質問がある際にメンターさんに聞けるといったところが強みになっています。
 

課題点はまだまだ始まったばかりのサービスであるということと、メンターという言葉自体まだ認知度が低いので、未経験のエンジニアへの認知が課題です。そのため、未経験のエンジニア向けの情報発信を心がけています。

 

エンジニアになることを諦めてほしくない
 

 

--今後の中長期的な事業展望についてお伺いできますか。


認知度を上げていくのが目標です。エンジニアを目指す方によりMENTAを知ってもらうため、3年後を目標に未経験者向けの情報発信などを続けています。根本的に3年後までに解決していきたいと思っていることは、エンジニアの夢を挫折する方が90%以上と非常に多い今、今後挫折する人が減るように、目標達成できる確率をメンターを通して上げていきたいです。


 

個人だけでなく法人からも使いやすいサービスに

 

 

 

--経営者、決裁者の方に向けて事業拡大、認知拡大についてお伝えしたいことはありますか?

 最近法人プランをはじめました。特にチームが整っていない状態ですと、社内で開発チームやエンジニアが必要な組織では、新人育成に手が回らないといった現状があります。そこに向けてMENTAを利用(月3〜5万円程度)していただくというのが相性がいいと思います。
 

実際に新人教育に契約していただいているケースもありますので、興味がある企業様と相性がいいのではないかと考えています。認知拡大については、MENTA自体が個人向けのサービスですので、広告を出すというよりはSNSでの口コミの拡散などを利用したいと考えています。

 

検索エンジンからのアクセスも多いので、プログラミングなどで検索してMENTAについて知ってもらえるようなコンテンツを増やすことも目指しています。

 

--ありがとうございます。最後にProfessional Onlineを見ていただいている経営者、決裁者の方に向けてメッセージをいただけますか?
 

会社の福利厚生として、MENTAを導入するのもおすすめです。社員の第2のスキルアップ、学び直しとしてMENTAを導入していただくのもいいと思いますので、ぜひ導入してみてください。
 

さらに副業OKの企業様であれば、MENTAで指導をする立場であるメンターとして活躍していただくという方法もあります。実際にメンターとして指導をおこなう中で優秀な人材を発見したらその企業に採用するといったケースもあります。そのようにMENTAを使っていただければと思います。


 

--本日はどうもありがとうございました。


 

MENTA株式会社

https://menta.work

 


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